お祓い漫画「祓戸のお仕事」

楽太郎です。

「祓戸大神」をテーマにした漫画の一作目が完成しました。

登場人物について解説します。

【瀬織津姫命】…言わずと知れた祓戸大神。
常に祓戸殿に坐して、神界の悩み事や地上の禍事を解決する。言いたいことはキッパリ言う性格。

【ナギ】…白龍の少年。神様になるために祓戸で修行している。見ての通り瀬織津姫命によく使われる。苦労人。

今回エキストラとして登場した「猫又ノ神」は完全にオリジナルですが、こう言ったゲストキャラが登場することで話が転がるタイプの作品で考えています。
日本は八百万の神の国なので、猫の神様もおられるでしょうし、九十九神も数多存在するとしたら、「妖怪ウォッチ」並に自由にやれるのではないかと…

話の筋としては「プリキュア」とか「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな感じですね。神様の漫画ですが…
この漫画の構想も紆余曲折あったのですが、わりと日曜朝の路線が一番しっくりきました。

瀬織津姫様がヒーロー扱いの漫画は、まさか誰も予想してないでしょうね。
神様でも、邪気を浴びると「魔物化する」と言う話を霊媒師がしてるのを聞いたことがあります。
本当かどうかはわかりませんが、フィクションとして「もののけ姫」のタタリ神のように神様が暴れ回り災いを起こすとしたら、ウルトラマンコスモスが怪獣を正気に戻す時に「フルムーンレクト」を必殺技に使うように、その力で神様が鎮まって誰も傷つかずに収まる、みたいなのが落とし所かなと思いました。
(オタク丸出しの発言)

祓戸四神が揃って巨大化した祟り神に挑む構図、うーんプリキュア。なぜ神様の漫画の構想がプリキュアになってしまったのか…?
まあいいか…老若男女問わず楽しめる作品を目指せば自ずとそうなって行くのでしょうね…
収斂進化でタラバガニとズワイガニが似た形態になってしまったみたいな。

今回は試作の意味もあり、オムニバス前提の作品になりました。
こう言った1ページ漫画の形式に文章を入れて、1話数ページで話を作っていこうと思います。

タイトルは暫定的に「HARAEDO」にしました。
実は00年代のラノベっぽく「はらえど!」にしたかったのですが、狙い過ぎている感じがしたので断念しました。
こう言う流行り廃りのあるタイトルにあえて挑みに行く考え自体は、あまり嫌いではありません。

今後の展開としては、構想が固まるまでは単発的にここで作品を出していき、まとまったら自作のサイトに掲載していく形を取りたいと思います。
印刷物にするとか、グッズ展開等もろもろはまだ考えていません。
この期に及んでマネタイズは全く考えていません。
この手の話は、神様にお任せしています。

瀬織津姫様をテーマに漫画を描くということで、実物の人物でもなく完全に架空のキャラでもない神様を、自分の設定に落とし込むのは苦心しました。
神様に不敬を働けばバチが当たりますから…それを避けるのが一番難しいというか…

ただ、瀬織津姫様には喜んでいただけるのではないかと思います。
よろしければ、今後もお付き合いください。