祓戸劇場・試作①(+オマケ)

楽太郎です。

「やるやる」言って一向に始まらない「HARAEDO」ですが言い出して半年、ようやく始まるかもしれません。

とは言っても、今回の漫画は「試作」です。
実はまだ、継続してできるかはわかりません。
お前が自分でやってるんだろうが」みたいなツッコミは痛いので勘弁して下さい。

そう言えば、ラフイメージの神(キャラ)デザの中で、メインキャラクターの白龍「ナギ」の立ち絵はまだ起こしていなかったので、今回描きました。

当初のナギはわりと「龍」の原型を保っていましたが、漫画の構想では不遇キャラの扱いなので、あまり痛々しくならないように極端にデフォルメしました。
万が一メディア展開して、フィギュアになった時に後ろにクリアつっかえ棒がつくタイプの造詣だなと思いました。

今回投稿する「祓戸劇場」は、「HARAEDO」本編のサイドストーリーという形で、サクッと1ページ漫画として出していきたいシリーズです。
本編に関しては、ストーリー形式だと時間がかかりそうなので、そういったまとまったスケジュールを漫画に費やせるのか不明ですし、保留です。

とりあえず、今日できた分だけ。

今回ご登場いただいたのは、「祓戸四神」の一柱「根の国底の国に坐す速佐須良姫命」こと「佐須良姫」です。

以前、きちんとペン入れまでしてた「HARAEDO第3話」が賞味期限切れでボツったので、「祓戸劇場」としてネタを転用しました。
個人的に「神瞬間移動(かむしゅんかんいどう)」という、面白いのか面白くないのかわからない単語が思い浮かんだ時、何だか妙にテンションが上がったので、そのまま使ってしまいました。

というか、ここ数ヶ月殆どペンを持ってないのに何故か筆が乗ってる気がします。
下手すると絵を描いてない方が良い絵を描くのではないでしょうか。

あと、「HARAEDO第3話」のアフターストーリーとして考えていた「旧・祓戸劇場」のネタも供養を兼ねて仕上げてみました。

瀬織津姫がうちわを持っているのは、この下書きを描いていたのは7月頃だったからです。

もうボツなので言ってしまいますが、この時「伊奘冉命」は「黄泉大神」という扱いでご登場頂こうと考えており、「速佐須良姫命」は「根の国底の国に坐す」ことから「菊理姫命」と同一神という設定にしていました。

しかし、その後「日月神示」の研究を始め、日本神話への造詣も深くなり、また神示の影響を受けて神々への見方も変わりました。

そのため、漫画の設定上「瀬織津姫」は「伊弉諾命と伊奘冉命の娘」というお立場になりました。
また、以前「祓戸大神は瀬織津姫命一柱に比定できるのではないか」という話をしましたが、それも眉唾ではない気もしてきました。
よって、「祓戸四女神」を四姉妹という設定にすることにしました。

そこでこの劇場のネタでは「佐須良姫が黄泉の国で母神と一緒に暮らしている」という筋立てが難しくなったため、ボツになりました。
それはまあ良いのですが、このショットでの佐須良姫が可愛すぎたため、どうしても仕上げたかったのです。

という訳で、なんだかんだで今回は全部描き下ろしてしまったわけですが、久しぶりに一日中みっちり絵を描けてとても楽しかったです。
普段のスピッた楽太郎も嫌ではないのですが、毎日ニュースが堂々とレトリックを駆使して情報操作をしてくるのを、いちいち論評しながら読むのも疲れます。

やっぱり漫画を描いている自分が一番「らしい」です。

ただ7日満月以降、恐ろしく「スッキリ」した感じがあって、不思議すぎて形容し難いほどです。
あまりに空気が変わりすぎているので、「気のせい」ということも考えて、しばらく様子を見ようと思います。

今回、突然「絵を描いて良い」というお達しがあり、少し面食らいました。
なんか、これくらいの作業感なら週一くらいで出せる感じもするので、まず「継続」という頭になってきただけでも大きな変化だと思います。