祓戸劇場・試作③(+オマケ)

楽太郎です。

今回も「HARAEDO」番外編シリーズの「祓戸劇場」のテスト版第三弾です。
今回の主人公は「祓戸四神」の一柱、「潮の八百合に坐す速秋津姫」です。


「試作」ではトーン処理やカラーの配色などを省略していますが、全体の作業感がわからないうちにきっちり始めると、後が続かなそうだからです。

わりと好き勝手にネタを考えて描いているのですが、そのうち神罰が下るのではないかと恐々とする部分はあります。
特に最近の流れではギャグテイストが強くなってきて、神様をおバカキャラ扱いして、人間として許されるのかという気持ちがしないでもありません。

何ヶ月か前に描いた「HARAEDO」のカラー漫画の方はわりと社会派の設定でしたし、「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな話が念頭にありました。
その頃「プリキュアみたいな話にする」と書いていたと思うのですが、「禍津姉妹」あたりからだんだん世界観が狂ってきて、「アンパンマン」みたいな感じになってきました。

ところが「祓戸劇場」に至っては「デンジャラスじーさん」みたいな作風になってきて、どんどん精神年齢が低くなってきているのはどういうことなのでしょうか。
自分で描いてても全く着地点がわからない、そんな作品は初めてです。

ただ、本当に近い将来「弥栄の世」が訪れるとしたら、問題ない世の中になりすぎて「ゲゲゲの鬼太郎」のぬらりひょんも引退するような時代になるかもしれません。
そうなったら社会派のストーリーは作れなくなりますし、それでも続けて行こうとするなら「チームネズミ男VS鬼太郎ナイン」で野球対決する、みたいな話ばかりになるのではないでしょうか。

今でもありそうではあるのですが、私は結論から入ってそれをやろうとしているのかもしれません。
こうして設定の変化を眺めてみると、だんだん「明るい世の中」が見えてきたのかなという印象です。

ここらへん、ずっと社会派のテーマが降りてきていたのですが、7日満月以降にエネルギーの切り替わりというよりは、私自身の「テーマ」そのものが更新された感覚の方が強いです。
以前なら政治や社会、経済情勢が気になって仕方なかったのですが、なぜかストンと興味が落ち着いたというか、自分の中で優先順位が下がったという感じに近いです。

おそらく、エネルギーレベルで読み取っていることと、自分の予知的な推測と実際の社会的情勢に乖離がなくなってきたため、「そうなるだろう」と実感できるようになってきたのが大きいと思います。
とは言え世の中は問題が山積みですし、日月神示や時事関連の解説も引き続きやっていこうと思っています。

ただ、今は「創作」というものがグングン優先順位に上がってきているので、どうやら「そろそろ勘を取り戻していけ」ということではないでしょうか。
というわけで、久しぶりに「美少女イラスト」を描きました。

「HARAEDO」の試作第1作で登場した「猫又ノ神」のグラビアです。

まさか「招神万来」でネコミミ娘の微エロのイラストを見ることになるとは、誰も思わなかったでしょう。

まあ、いきなりロリロリの瀬織津姫命を描いた男ですから、今さら何をやっても驚かれないと思います。
「昔取った杵柄」ではありませんが、最近おっぱいを描いていないのでとても新鮮でした。

普段描かせて頂いている実名の神様は、性的な表現を極力避けています。
ただ自分オリジナルの「キャラクター」であれば、表現において粗相をすることがないので気が楽です。

まあ実際の猫の女神様が「勝手に水着にするニャー‼︎」と仰って祟りに来られるとしたら、萌えすぎて悶え死ぬ確率の方が高いです。

あ、最近「萌え」って誰も言わなくなりましたね。
日本の三大美学「ワビ・サビ・萌え」と言ったものですが、寂しいもんです。