楽太郎です。
本日、3月11日で「東日本大震災」から15年を迎えました。
私は仙台で罹災しましたが、改めてその頃の話をするつもりはありません。
私たちは、この「大峠」の正念場を乗り越え、「岩戸」を開き闇の世を終わらせることだけを考え、前を向いて進むべきだと思うからです。
私の印象だと、神示にいう「奥山」にいる人々は「現世の学び」を終えた人々が多いと思います。
人間は個人として「今生」に生きる時、「学び」に必要のない経験はあまりせず、重要なテーマに関しては不思議なことに一生かけて向き合うことになるものです。
それを「因縁」と呼ぶのかもしれませんが、こうして何度も「テーマ」に応じて輪廻を繰り返し、生き変わり死に変わりして「霊人」として器を育て、成長してきた人々がおそらく今「奥山」に集まっています。
そして、そんな人々が神のお膝元である奥山に集っているということは、これから来たる「神世」において、重要な役割を担うことになるからでしょう。
今、この世に起きている「禍事」は、人類全体における「試練」というだけでなく、「学び」の一環でもあります。
ただし「禍事」が学びのために起こるのだとしたら、履修課程を終えた者にとっては特に「学び直す」必要がないものです。
私たちはいくら身についた知識でも、いつしか形ばかりのものになって忘れてしまうことがしばしばあります。
そう言う時に「学び直し」をする必要がないよう、いつも注意深く教訓を心に刻んでおくことが大切なのだと思います。
さて、今回の記事では前半に時事を扱い、その話の流れで今月に起こる「新月」と「春分」の意味についてお話しをします。

さて、上記が昨日3月10日付のNASDAQ銘柄のヒートマップです。
このところトランプ大統領と軍政府関係者とマスコミ情報の食い違いで、コロコロ変わる情勢に引き摺られて混乱する米株市場ですが、昨日はトランプ大統領の「イラン戦争終結間近」という口車に乗って、テクノロジー関連株がやや戻しました。
私は常々「ザラ場を見て一喜一憂するべきでない」と言っていますが、今回これを載せたのは興味深い兆候が垣間見えたからです。
上のヒートマップではオラクル(ORCL)株が、前日終値より−1.37%下落しています。
この報道では、10日昼間に行われたオラクルの決算発表で、Q3(12-2月期)のインフラ事業の売上高は49億ドル(約7700億円)と前四半期から84%増となったそうです。
オラクルの説明では、この収益増加分の大半は、顧客の「半導体の前払い購入費用」であり、これらの大規模AI契約によるものと説明したそうです。
つまり、この営業利益の大半は「営業キャッシュフロー」であり、AI事業契約を差し引いて会社に残った資金(フリーキャッシュフロー・純粋な企業利益)」の伸びを示しているわけではない、ということです。
これが何を意味するかと言うと、会計処理の詳細な内容は未だ明かされず、「実物」としては言うほど需要の兆候が見られない「AI設備」の規模に比べ、膨大な資金流入との乖離について「帳簿上の循環取引ではないのか」と疑惑が持たれることについて、何の説明にもなっていないということです。

Bloombergの記事では、10日付で149.40ドルで取引を終えたものの、その後の時間外取引では7%上昇したそうですが、決算発表してからザラ場で下げて終えているということは、この決算は投資家にとって概ね「予想通り」だったということです。
つまり株式市場からは「既定路線」と受け止められていることを意味し、営業上の収益は決算発表ごとに50%以上伸び続けているにも関わらず、昨年9月を境に株価が下落の一途を辿っていることから、オラクルの決算内容がそれほど投資家心理に影響を与えないことを示しているのではないでしょうか。
私は、個人投資家含め投資業界はビッグテックの「循環取引」を暗に認めており、この株式バブルは「わかった上で起こしている」のではないかと思ってます。
投資家からすれば、企業が倫理ある商売をしようが詐欺でも戦争でも、理由はどうあれ「利益」が発生すれば良いわけで、「お金」が欲しいから投資をしているとも言えます。
「循環取引」は、アメリカでは「合法」であり、実は「法」には触れません。
つまり米国では企業同士で架空収益を持ち回っても「法に触れないから悪くない」ため、自ら不正を糾弾するより、半導体需要を口実にしながら、仕組みに便乗して一儲けしようという風潮なのではないでしょうか。
そう考えると、AI事業をめぐる「循環取引」の真相を暴くようなリスクを取ることより、あえて「騙し騙される側」に立って、AIバブルの恩恵に預かれた方が賢明でしょう。
ましてや、NVIDIAを中心とする「AIブーム」に水を差すことは、海外から株式投資を呼び込む以外に財政赤字を埋め合わせることができない米国と政府に対し、国民自ら楔を打ち込むことになりかねません。
もし、そんなことをすれば「ガチで消されかねない」というのが、米国民の立場なのかもしれません。
だからこそ、循環取引疑惑についてはマスメディアでも報じられ、投資家も企業の決算内容は半信半疑だけれど、誰しもあえて有耶無耶なままにしているのだと思います。
ただし、そうも言ってられない情勢になりそうです。
金融市場に三重苦-イランでの戦争、AI、プライベートクレジット
トランプ大統領は、イラン戦争を仕掛けることで逆にアメリカ経済の脆弱性を露呈してしまったようです。
戦争開始以降、不透明な情勢を受けて株式と同時に債券安まで引き起こし、国債の「利下げ」をFRBに要請し続けていたトランプ政権下で、逆に金利が上昇する事態を招いてしまいました。
イランがホムルズ海峡を封鎖することで、原油の価格は軽く1バレル100ドルを突破し、天然ガスLNGの価格が上昇すれば、台湾や韓国などの半導体製造工場の稼働に打撃を与え、AIブームで湧く半導体セクターに冷水を浴びせかねないことも、今回の戦争で浮き彫りにしてしまいました。
韓国では財閥企業群が株式市場を独占し、半導体セクターの風向き次第でKOSPIがあれだけ強風に晒されるのも、韓国経済のリスクの高さを知らしめる要因になりました。
また原油価格が上昇すれば、当然エネルギー供給に負荷が掛かり、世界的なインフレを押し上げかねないことは明らかです。
ただでさえ関税政策の緩衝材となっているアメリカの企業群だけでなく、国民の生活への負担もさらに増すはずです。
これだけのことが、イランがホムルズ海峡を一時的に閉鎖しただけで起こったということは、イランにはアメリカならず西側諸国の最大の弱みを握られたと考えて良いでしょう。
エネルギー長官のライト氏の「原油タンカーを米軍が護衛している」というツイートが消され、同時にイランがホムルズ海峡に「機雷」を敷設したという情報も流れており、一筋縄では行かなそうな気配がします。
この混乱を受けて、米株市場は政府要人の顔の向き一つで資金を出したり引っ込めたりと忙しい状況が続いています。
ただ「イランを兵糧攻めにする」アメリカと西側諸国の思惑を尻目に、「兵糧攻めに使う兵糧を握られる」という手痛いしっぺ返しに遭いそうなことにも、アメリカはそろそろ気がついたのではないでしょうか。
私は、今回のアメリカ・イスラエルとイランの戦争はどうも西側にとって「藪蛇」だったのではないかと感じています。
つまりアメリカとイスラエルには分が悪すぎる戦いであり、片手間の上「ついでに」国を取ろうと攻撃を仕掛けた側よりも、命懸けで国を守ることを決心し、実力も備わった国との戦いでは後者が有利なのは火を見るより明らかです。
株式市場ならずグローバル経済は、トランプ大統領が始めた戦争に「ノー」を明確に突きつけたのがこの数日でわかったはずです。
だから私は悪いことは言わないので、トランプ大統領はイランがどうこう言っても今すぐ「戦争終結宣言」をして、戦争から手を引くべきだと思います。
そうしなければ、アメリカは傷口を広げる一方になると、老婆心で忠告しておきます。
*
さて、現代では株式投資の7割が米国株式市場に集中していると言われ、ゆえに世界経済を見通す上では米国経済の行方から目を外すことはできません。
おそらく、オラクル決算の動向を観察する限りでは一般投資家の視線は「プライベート・クレジット市場」に向けられており、この「低信用」で広がった信用膨張と、それに伴う債務の規模がどの程度リスクがあるかを見極める情勢にあると思います。
しかし、私は残念ながら見通しは「真・黒色無双(世界一黒い塗料)」の如く暗いと見ています。
それに関しては、新しい情報がどんどん出てきており、本記事では長くなりすぎるので後日まとめたいと思います。
本記事の後半では、今の経済の流れを踏まえた上で、19日「新月」と20日の「春分」を以て、また新たな局面に入るという話をしたいと思います。
まず最初に、「日月神示」の話から始めていきます。
「黄金の巻・第七十二帖」からです。
「世界の人民、皆心せよと申すのぞ、どんなめぐりある金でも持って居れば良いように思って御座るなれど、めぐりある金はめぐりそのものと分からんか」
「巡り」とは、言うなれば「霊線」そのものと言っても過言ではありません。
「因果応報」に近いニュアンスで捉えるのも間違いではなく、神示にある「借銭」とは仏教的な「負のカルマ」そのものです。
ただ、「巡り」というのは「因縁」という意味もあり、例えるなら川に水が流れる時、巡るのは「水」ですが、川の流れ自体が「因果」であったりします。
もう少しわかりやすく言うと、山の高いところから低い場所に川の水が流れていくこと、これ自体を「巡り」と呼びます。
人間の魂には、三種の「守護神(分御霊)」が存在し、「本守護神」は一柱ですが、その中に「正守護神」と「副守護神」という神魂が宿ると神示には語られています。
「正守護神」は「神界」に霊線が繋がっており、これを「正流」と呼びます。
対して「副守護神」は「幽界」に繋がり、これを「副流」と言うそうです。
現代人は「幽界」の性質が強いとされることから、「副流」が主流となっています。
人間の魂は本来「◉」ですが、副流が強くなると魂の性質が形骸化し、「◯」となっていきます。
私は神示に沿って「幽界魂」と表現することがありますが、人は誰しも時と場合によって簡単に「◯」になり、また逆もあります。
これを本来の「◉」の状態に戻すことこそ「身魂磨き」であり、人は努力と気持ち次第で本来の状態に戻れるのです。
この「正流」と「副流」は、それぞれ対応する守護神が存在することから、「霊線」は基本的に消し去ることはできず、できるのは霊線を太くするか細くするか、あるいは体良く切り替えるかしかありません。
例えるなら、山から流れ出る川全体を埋め立てるのは難しいため、分水嶺を作って水の流れを変えるのに似ています。
これが「金」とどう繋がるかと言えば、今誰しも欲しいと思っている「お金」には、幽界の霊線に繋がる性質が非常に強いということです。
それは人々が「お金」を手にしたり、存在を思い浮かべる時、主な用途が「副流」の波長を持ち、霊線が幽界に繋がるためです。
以前、かなりの霊能力を有し、それを生業となさっている方とお食事をする機会がありました。
その方はお食事を召し上がられながら、「良い気の入っている食べ物は何を食べても美味しく、悪い気が入っていたら何でも美味しくない」と語っておられました。
また、「知識」や「事業」に関しても同様で、最初に悪い「キ」が入ってしまうと、最終的には悪い「巡り」になるそうです。
おそらく、今の「金」の流れは「悪いキ」が相当入り込んでいるように思います。
もちろん、「貨幣」は単なるモノですし、お金をやり取りする仕組み自体に「善し悪し」があるわけではありません。
しかし、どこかで良くない動機や下心で使われたお金も、純粋に対価として払われたお金や誰かの将来を願って贈られたお金も、一緒くたにして「持っていれば良い」という風潮になっているのが、神様は間違いだと仰りたいのだと思います。
つまり「金さえあれば良い」と考えたら、人を騙して取り上げたようなお金も、流れ流れて自分の財布の中に巡ってきます。
そして、対価として様々な思惑や下心があって払われたお金も、それを懐に入れてしまえばそうした「因縁」も自分の一部になってしまうのです。
「そうは言っても」と思われるでしょう。
そもそも自分の手元にある紙幣の経歴などわかりませんし、いちいちそんなことを考えて暮らしてはいけません。
神様が問題視なされているのは、「お金」自体の性質ではなく、「お金の流れ」そのものに関してです。
つまり、お金の「巡り」という霊線であり、要は「消費のあり方」です。
そこに単純な欲望だけでなく、悪意や妙な下心、あるいは依存心や搾取の仕組みが介在すれば、その因果で巡る貨幣には「良くないキ」が入り込むのです。
当然、そうした「悪いキ」を持った資本を良い目的に使おうとしても、長期的に見て良い結果をもたらさないでしょう。
なぜなら「因果応報」に則れば、悪い「種」からは相応の悪い「花」が咲くからです。
人間は寿命が短く、気も長くはありませんし、近目ですから一時的な成功を喜び、何でも「金さえあれば良い」と考え、好きに遣ってしまいます。
けれど「悪銭身につかず」と言いますし、人間がいくら存命中に財産を蓄えても、死後の霊界に持ち込むことはできません。
そして、大富豪が遺した資産ほど、後継者が大抵は身にならない遣い方をしてしまうものなのではないでしょうか。
そして今、金融の世界を中心に「良くないキ」を持ったお金が大量に流れています。
単刀直入に言えば、今月19日の新月から始まるのは、この「お金の巡り」に関する神々からの浄化です。
これを「浄財」と言っても良いかもしれませんが、奇しくも資金洗浄で溜め込まれた金が大量に金融に流れ込んでいるのも事実で、神の「意趣返し」とも取れます。
こうした「お金」に関することは、これまで幽界に殆ど主導権が握られている状態でしたが、昨年から徐々に神々が主導権を取り戻し、おそらく10月満月を機に完全に神々の手に渡ったのだと思います。
こうして、世に巡る「良くないキ」のお金が浄化されていくことで、世に流れる資本の性質が正常化されていくでしょう。
こうした「汚い金」をたんまり蓄え、獣のような欲望を満たしてきた人々は、このお祓いの煽りをモロに受けることになるはずです。
そんな人々が「お金」を手放すことを拒み、より執念を燃やすことで「獣」としての性質を強めていくことでしょう。
私はその流れが20日の「春分点」を境に顕在化すると見ており、昨年の春分が神と獣を隔てる「霊的分岐点」であったことから、やはり分岐の「具現化」が起こるのではないかと思います。
だから、実質的には今月の新月と春分の意味は基本的に同じなのです。
おそらく、現在でも乱高下を続ける株式市場も、4月以降は一層荒れると思います。
まあ、その予感はスピリチュアル抜きにしても、経済学では教科書的に十分予測しうる事態であり、マスコミや御用学者以外はかなり以前から警鐘を鳴らしてきたことです。
最後に付け加えると、今「奥山」におられる方々は、なかなかこれまで「お金」に縁がなかったかもしれません。
「招神万来」の読者に年収1億円の事業家がおられないとは言い切れませんが、多分どこかの段階で強い「手放し」を神々から促されてきた方が多いと思います。
その理由は、先に述べた通り「良くないキ」を持ったお金は「巡り」そのものになるからです。
常に身魂を磨き、「清洲清潔の民」たろうと努める人々にとって、歪んだ動機を持ったお金は波長的に避けたいし、勝手に避けていく性質のものだったのではないでしょうか。
だから、言ってみれば「お金の巡りが悪い」状態の人も、世の「浄財」が進むにつれ、自分の懐に入れて良い性質のお金が増えていくことでしょう。
私がこれまで生業としてきた「絵」や「漫画」で商売を始められなかったのも、こうしたお金の「巡り」にそもそも問題があることを感じ取っていたからです。
世に流れるお金の性質と、お金を使う人々の心が清まれば、経済に回る「資本」は正常な「気」を取り戻し、次第に良い循環に入っていくと思います。
今は皆さんも、終わりの見えない物価高と、のらりくらりナメクジみたいな様相を呈する政府を見て、ヤキモキなさっているかもしれません。
「この世の中、早くどうにかならないのか」と憤るのもわかるのです。
しかし、こう考えてはどうでしょうか。
彼らが国民の上にベッタリ貼りついてくれる間は、時代を変える側の人々が育ちきるまで時間稼ぎをしてくれているのだ、と。
そうでも考えなければ、とっくの昔に結論が出てもおかしくないバブル景気に対し、「ああでもない、こうでもない」と妙にこだわっていることへの説明はつきません。
むしろ「変わらないようにしてくれている」からこそ、私たちは念入りに「変える準備」ができるのです。
かつて古代イスラエルの王、ダビデはペリシテ人で「巨人」と恐れられた戦士ゴリアテを、石ころ一つで討ち取りました。
「ジャイアントキリング」というのは、伝説ではないのです。
世の中を見て「良くない」と思うでしょうが、良くないからこそ私たちが神様から遣わされていることを忘れてはいけません。
「暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう」という異国の教えは、最もだと私は思います。

