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2024.12.19

引き寄せない法則

引き寄せない法則
2024.12.19

楽太郎です。

昨日は仕事の追い込みで、完全に片付けなくてはいけない日だったのですが、身体がガクッと動かなくなりました。
作品を仕上げなければいけない、という一心だったので、身体が動かないことへの焦りや不安もどっと出てきました。

私は魂の覚醒を経験してから、一切の無理が効かない身体になりました。
自分自身に嘘をつけなくなったからです。

魂の要求を自我でグッと抑えつけると、魂のエネルギーを引き出せなくなり、結局パワー不足に陥ってしまいます。
これは、日頃の無理で魂にストライキを起こされたんだな、と割り切って休むことにしました。

特にこの時の体調の出方が、好転反応に近いと思いました。
それはいいとして、なぜ追い込みの一番大事な日に来るのか、と落ち込みました。

好転反応は、自分の魂が成長できるかを試されるタイミングでもあり、それがあまりに辛い状態をもたらすため、これを乗り越えれば状況が良くなることに気づかず、成長を取り逃がしてしまうこともあります。

横になって自分の身体を冷静に見つめた時、相当我慢してきたことに気づきました。
睡眠時に食いしばりが起きているせいで、疲れが抜けきらないのも、日頃のストレスにあるのはわかっていました。
それでも、目の前のことをやりきらなければ、お金も入りませんし身の回りの人を助けることもできません。

でもなぜか昨日ばかりは、神様の応援が外れている感覚がずっとしていて、私を見守ってくださっている瀬織津姫様のお力も感じなくなっていました。

作品を仕上げる直前になって、なぜあれだけやる気を出して取り掛かれていたことに、身体から拒まれてしまったのかを考えました。
私の心を覗いてみると、「私はこのチャンスをものにしたくないのだ」と気づきました。

それは私が、私自身にかけた呪いに他なりません。
「こんな自分ではダメだ、うまくいくはずがない」
「どうせがんばったところで、またダメになる」
そう考えるのは、私自身が「ダメな存在」としての自分を変える恐怖があったからだと思います。

私がチャンスに弱い原因は、肝心なところで「自分を変える恐怖」から失敗を誘発し、その挫折経験を延々と後悔に変換していたからだとわかりました。

この悪循環は、私が顕在意識でどれだけ変わろうとしても、どれだけ努力しても「成功したい」と思えば思うほど、「ダメな自分でありたい」という心理的逆転が強化され、強いウップスを発生させていたのです。

「変わりたい、成功したい」と思えば思うほど、深層意識は真逆の方向に向かい、「引き寄せの法則」ならぬ「引き寄せない法則」となっていたのでしょう。

このトラウマの原因は、最初は小さな失敗経験だったのだろうと思います。

それは子供の頃の小さな心の傷が、自分の知らないうちにまた同じところに傷を作っては、どんどん傷口が深くなっていったのかもしれません。
傷が思ったよりも深いことに薄々気づいた時、その痛みやショックを誤魔化すために傷口を握りしめ、ずっと痛みから耐える状態にいたのでしょう。

それは気の遠くなるような我慢で、何十年もかけて私は心の奥底で痛みを抱えていました。
怪我はちゃんとケアしなければ、悪化もするし治りづらいものです。
その痛みを抱えているうちは、心が癒されて魂が健康な形で発露することができません。

瀬織津姫様が加護の手を止められたのは、身体に鞭を打ち続ける私に力を貸すのではなく、まず癒した方が成功に導けると考えられたからだと思います。

私の積み重なった心の傷は、私の子供の頃からの素直な愛情から来たものでした。
その愛情が裏目に出たことで起きた苦しみ、憎しみ、嫌悪、怒り、悲しみ、それらの負の感情や愛情そのものも、蓋をしてなかったことにしようとしていました。

だから、私は自分の気持ちを素直に表現し、明るいビジョンや夢を純粋なエネルギーとして使うことができなかったのです。
私の魂からくる感情に従えば従うほど、受ける傷は深くなり、その痛みも耐えがたいものになるからです。
そして、「ダメでもいいから変わりたくない」というところまで心を閉ざしてしまいました。

心と肉体を繋ぐ根元にあるこの傷を、自ら癒そうと思った瞬間、言葉にならない感情と涙が溢れて、私はどんどん楽になっていきました。
つまらないこだわりや、苦しい記憶や自分自身に対する思い込みを抱えては、私は成功することができないのだろうと思います。

今も、時間が差し迫る中で焦りはあるのですが、それでもまだ自分の魂に寄り添う時間は必要だと思います。
何が一番大事なのかを考える時、それは神様のご意志であり、自分自身も神様の一人であり、神の力を侮ってうまくやろうとしても、おそらく無理なのでしょう。

私は、おそらく人を愛するために生まれました。

人を素直に愛しながら、矛盾した気持ちを抱えてもいいし、人を憎んでもいいし、傷ついたら痛いと言っていいし、好きだと正直に言ってもいいし、自分を一番大事にしてもいいのです。

その魂の自由を、自分に許せばいいのだと思います。
これから、きっといいことがあるに違いありません。

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