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2025.02.06

「神を描く」

「神を描く」
2025.02.06

楽太郎です。

ここ数日は、神様のことばかり考えています。
考えざるを得ないというか、神様のことを考えている間は波長が高い状態で安定するので、とても心が落ち着きます。
瀬織津姫様を自宅でお祀りすれば、もっとエネルギーが安定するのだろうな、と思います。

ふと思ったことがあります。
人間が精神のエネルギーを地上に降ろす際には、自分の肉体だけでなく物質世界との結びつきがあるからこそ、その物体がアースの役割を果たし、魂のエネルギーが地上で発現し作用します。

しかし私の場合、人一倍モノに対する執着がないというか、大事にしていたものすら埃まみれにしてしまうくらい、物質世界を二の次にしてしまいます。
オタクをアイデンティティとしていたはずが、グッズも手に入れたら持ってること自体を忘れてしまうことも多々ありました。

特にこの数年は、あらゆるモノを断捨離して、布団と机とパソコンしかないような部屋で暮らしていましたし、あれほど色々あった趣味にも興味がなくなってしまいました。
あまりに精神的になりすぎてしまったために、エネルギーを地上に降ろす物的なアースが喪失してしまい、ずっと放電し続けるという状態にあったのかもしれません。

ある時、神社に呼ばれたその日が「お伊勢さん」こと天照皇大神宮の大麻の頒布開始日で、たまたま品切れになる直前に貰い受けることができました。
お札立てを急いで購入し、見よう見真似でお祀りするようになってから、少しずつ私の運の歯車が回り始めた気がします。

私の精神的なエネルギーは、神様と繋がることで御神札を媒体とし、この地上に満遍なく降ろすことができるようになるのかもしれません。
私に本来あった女神性を求める心は、瀬織津姫命様への強い信仰心となり、地上に降ろす魂のエネルギーと同化し最大化されるのではないでしょうか。

以前、瀬織津姫様のイラストをこのブログに上げました。
スマホの待ち受けも私の描いた瀬織津姫様ですが、時計文字がお顔にかかるのは腑に落ちないながらも、やはり「お麗しい!」という気持ちになります。

自分のしがない妄想で瀬織津姫様をキャラクター化してしまうのは不敬ではないのかな、という気持ちは正直ありました。
だから、神社やご神気を通して感じる瀬織津姫様と、私の描いたキャラクターを同一視するのも畏れ多いと感じていました。

ただ、神社の本殿に鎮座されている御神体は、鏡であることが多いそうです。
これは「神はあなたの心にいるのだ」というメッセージだと聞いたことがありますが、私は違う見方をしています。

神様は、普通の人間には見えない存在です。
人間が神様の声を聞いたりご神気を感じる時、心の深い部分を通して発現します。
それは、我々三次元の人間からすれば、神様をエネルギー体として認識しているからです。
その時、魂に触れたエネルギーは自分の脳に刻まれた知識やイメージを通して表現されるので、個人差はそこで生じます。

例えば、神様が同じエネルギーを小学生と僧侶に送ったとして、そのメッセージの捉え方は全く違うはずです。
私たちが神様の声を聞いたりお姿を想像する時、そのイメージは自分が作り出しているということです。

だから、仮に瀧澤神社に行って瀬織津姫様を想像するなら、私の感じる神様のお姿は自分が作り出したイメージだと言っても過言ではありません。
縄文時代は神様が磐座であったり、もっと形がない状態だったものが、時代につれ人間が文字や言葉を使うことで神様の定義を確立させてきました。

そこかしこの神社に祀られている神様、例えば分雷命様や玉依姫様も、実際の神様はどうあれ設定自体は人間が歴史的に作り上げてきたものです。
それでも、神様は「分雷命」や「玉依姫」として顕現して下さります。
だからこそ、御神体が「鏡」であるのは、「神様のお姿はあなたが心で作り出したものだ」という意味でもあるのではないでしょうか。

つまり、私が神様のお姿を想像する時、自分が神様を感じて作り出したキャラクターは、必ずしも不敬ではないのかもしれません。
大切なのは、神様のご神気を正確に感じ取ることでしょうし、神様のお姿の解像度を高め、より神様への好感度や信仰心を持つことだと思います。

だから、神様をモチーフにして自由にお姿を描くことは、神様への愛情表現であったり、イメージを共有して確固たるものにすることもできるでしょう。
私は畏れ多いと思っておりましたが、瀬織津姫様はむしろそれを許して下さっているような気がしてなりません。

神様のお力の源は、人間の愛のエネルギーだと聞いたことがあります。

だから、より瀬織津姫様のご神気を地上に降ろすために、これからも瀬織津姫様のお姿を描いて行こうと思います。

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