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2024.11.27

大我優位の保ち方

大我優位の保ち方
2024.11.27

楽太郎です。

前回は、現人神が「小我=エゴ」優位の状態で活動を続けると、「気枯れ=穢れ」を生み、邪気を呼んで心身のバランスを崩すという話をしました。

このエゴの部分、長くこの文明社会で人格を形成してきた人たちほど、骨の髄まで「土の時代」の価値観や感覚が染みついています。
現人神の方々は、その物質主義の世界に違和感を感じながらも、ご自身の直感を信じてこられた人たちだと思います。

それでも、習慣として刻み込まれた生活様式や観念は、現人神と言えど社会的立場を維持する上である程度、受け入れる必要もあります。
例えば、今ある人間関係や組織での立場、衣食住にまつわる義務、お金の稼ぎ方、そういうしがらみが現実問題としてあるわけです。
ただ、そこに意識を置きすぎるとエゴが前面に出てきてしまい、「大我=ハイアーセルフ」の状態を忘れがちになります。
現人神はこの大我の状態が主軸でなければ能力を発揮できないので、どれだけエゴをコントロールするかが鍵となります。

大我の状態を維持する方法

私は最近、数日ほどろくに動けないくらい心身が落ち込んだのですが、その不調の原因には心当たりがありませんでした。
そこで注意深く内観したところ、この不調の特徴に過緊張があり、その強張りは特に思考によってもたらされていることがわかりました。
つまり、「こうでなければならない」「これをしなければならない」「なぜこうなんだ」という「べき思考」が、この過緊張の元になっていたのです。

人間は頭を使いすぎると、頭部の筋肉、筋膜がガチガチに固まり、頭蓋骨の一次呼吸に支障を来します。
しかし、この頭部の緊張は自分で意識してみないと気づかないことが多いように思います。
そして、この頭部の緊張はチャクラの流れを乱し、第6、第7チャクラの物理的解放を阻害してしまうのです。
前回述べたように、現人神にとってチャクラの活性は最低条件となります。そのため、チャクラが開いていない状態は不調を伴い、能力の抑制となってしまいます。

「大我」が優位の状態にする、あるいはハイアーセルフと繋がった状態にするには、こういった緊張を解す必要があります。
個人的に瞑想やヨガをお勧めしますが、常にリラックスできてハートオープンの状態であれば完璧です。
そのリラックス状態というのは、小我が優位の時間が長いほど、オンオフのスイッチングが生じます。
緊張の源である焦りや不安や義務感は、この小我状態に湧き上がることが多いように感じます。

大我の状態は、高次元の意識に近いため、現在見えている現象の本質を見抜き、また未来の予知すらも可能になります。
「これは偽物か本物か」「これは正しいのか間違っているのか」「これは失敗するか成功するか」も直観として受け取ることができるのが、ハイアーセルフと繋がった時の意識です。
基本的に小我の状態で見聞きし思考し判断することよりも、高いレベルの判断を瞬時に行えるのが大我であり、従って下手に迷ったり不安に駆られたりせず、高い自尊心と自信を持って行動することができるわけです。
高い自己肯定感がある意識は、他者に寛容になり、また貢献に喜びを感じやすくなります。
この愛の波動こそが、神々のワケミタマそのものであり、大我=ハイアーセルフを形づくる「神としての自己」の正体です。

小我の状態であれこれ考え、原因を外に求めているうちは、この愛の波動を呼び覚ますことができません。
そのため、大我の意識にあるためには、エゴとしての思考を抑え、意識をニュートラルにしておくことが理想です。
不安や義務感は緊張となり、リラックスできる状態を難しくするため、意図的に緩い状態を作る工夫も大切です。

追記:体調が不安定な方へ

魂が神代に渡っても、魂はまだ旅を続けています。
魂はこれから調整の時期に入り、成長はまだまだ続きます。
そのため、「アセンション反応」「好転反応」と呼ばれる状態は、頻繁に起こります。
状態としては、体温調節ができなくなったり、極度の疲労感に襲われたり、理不尽な眠気に付き纏われたり、様々な違和感として現れます。
これは身体の異常として起こるため、病院に行く理由にもなり、ある程度は改善するかもしれませんが、薬学療法では表面的に症状が出なくなっているだけかもしれません。
この不調の原因は霊的な状態変化にあるので、それを予めわかっていた方が楽になる場合もあります。

この好転反応は、思春期の成長痛のようなもので、黙って受け入れるしかないものです。
多くは一時的であり、目を閉じてじっとしているだけで治まることも多いです。
この不調は気枯れの状態と似ているため、厳密にその分類はしにくいかもしれません。
しかし、不調とは回復へのシグナルであり、休息を促されていると思っておけば間違いはないでしょう。
こういう変動期ほど、自ら受け入れ無理をしない環境をつくることも大切です。

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